離婚を決意するからには、それに至った動機があります。 夫側と妻側がそれぞれどのような動機を持って離婚を決意するのか、厚生労働省が調査を実施しています。
男女とも共通しているのは、第1位となった性格の不一致です。 最初から他人なのだから、性格が合わないのは当然という意見もありますが、歩み寄っても埋まらない溝があるのでしょうか。
不貞行為や不倫が離婚を思い至った原因というのは、男性が第2位、女性は第3位とどちらもトップ3にランクインしている理由です。 配偶者の不貞行為が原因で、どうしても離婚をしたいときは、私立探偵や興信所に調査をしてもらい、証拠を用意しておくと有利になりそうです。 離婚が成立するというだけでなく、籍を抜いてから支払ってもらうお金の問題に関わってきます。 慰謝料が請求できることも、期待できるのではないでしょうか。 慰謝料請求などについては、行政書士や弁護士など専門家の手を借りることもありそうです。
トップ3内の理由は、夫側の第3位が妻の浪費癖、妻側の第2位は夫の暴力です。 暴力というと、男性から女性に振るうものというイメージがありますが、夫が離婚を考える原因の第7位に、暴力が入っています。 女性が強くなったことが、うかがいしれますね。
発表されている7位以内は、順位が多少違いますが、共通している内容ばかりです。 異常性格が夫側の第4位、妻側の第7位、性的不満が夫側と妻側共同じで第5位、酒癖も双方同じ第6位に入っていました。
逆にこれらについて自分自身を振り返り、思い当たることは少しずつ改善していくだけでも、相手から離婚を言いだされずにするのかもしれません。 離婚について迷いが生じたときは、離婚カウンセラーに相談してみるのも1つの方法です。 離婚させられるというわけではなく、よりよい人生を送れるように導いてくれる専門家です。